喫茶店の変化

地元名古屋のコメダ珈琲が株式を上場して日本中に注目を集めました。

今や関東や関西もコメダの珈琲店があり、名古屋式のモーニング

サービスも浸透して来ています。

名古屋を中心とした愛知県は元々は喫茶店の多い土地柄であるの

ですが、近年は様々な大手チェーンの喫茶店が豊田市にも出来て

います。

自分の好みに応じて様々な喫茶店を楽しめることはとても楽しいこと

でしょう。

喫茶店は単に珈琲などの飲み物を楽しむことだけでなく、新聞や雑誌

漫画などを読むことなどの時間潰しや、人に会い会談する場所で

あったりと日常の中の非日常な空間だと思うのです。

この空間を買うために多くの人々が喫茶店を利用しているのです。

喫茶店で飲み物を買うことで得られる空間の価値を

マーケティング用語で「ベネフィット」と言います。

ベネフィットとは「製品やサービスを利用することで消費者が

得られる有形、無形の価値のこと」という定義があります。

単に飲み物が欲しいならコンビニや自販機で買えば良いのですが、

何倍もの高い値段の飲み物をあえて買うのは「ベネフィット」が

あるからなのです。




大手の喫茶店チェーンに押されて、夫婦2人で営んでいるような

小さな喫茶店が少なくなりました。

小規模な喫茶店だからこそ、家庭的で豪華に出来たモーニングサービス

も姿が変わってきています。

消費者も喫茶店に求める本質は変わらなくても、新しいスタイルの

喫茶店を絶えず求めているのです。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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