靴底の劣化

葬儀会館において、しばしば靴のゴム底が壊れてしまって

大量にゴムの残骸が散乱していることがあります。

ゴムの残骸が炭のようになっており、放置をしておくと、カーペット

に跡がくっきりと残ってしまうことがあるのです。

すぐに掃除をしなければならないものなのです。




どうしてこのようなことが起きるのかというと、普段スーツを着ない

人が革靴を履くからです。

特に3年以上前の靴を靴箱から取り出して履いてきた方は

危険なのです。

靴底のゴムは基本的にそのままおいておくだけで劣化します。

劣化の原因は、乾燥であったり湿気であったり、温度であったり

するのですが、「加水分解」といって・空気中の水分等によって

分解する反応により、靴底のゴムがボロボロになってしまうのです。




そもそも靴はメンテナンスを全くしていなければ、5年くらいが

寿命です。ほとんど、履いていない靴でも、ゴムの劣化が自然に

促進される以上は高い靴だからといって、靴箱に保管しておくだけでは

いけません。



葬儀会館に限らず、結婚式場においても同様のことがしばしば

起きます。せっかくの式の中で本人にとっても恥ずかしい思いを

してしまいます。

冠婚葬祭において、履いてないからと言って昔の靴を履くのは

本当に気を付けないといけないことなのです。








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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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