人と人の間の交通整理

新幹線に乗っていると、車掌さんの仕事というものは他のお客様対する

苦情を承って、速やかに処理をすることが一番の仕事なんだなと思えて

きます。

例えば、指定を受けた座席に他のお客様が座っていたり、座席の

リクライニングシートを倒しすぎて不快、グループのおしゃべりが

うるさくて眠れないなどのクレームは本来は乗客同士が声をかけること

で自然に解決できることでした。

しかしながら、乗客同士が直接接してトラブルになることを敬遠する

ことがいつの間にか定着し、間に入って問題を解決をするのが

車掌さんの仕事になっているのです。

本来の運行の補助をする為の車内放送や安全確認が主たる業務

でしたし、おそらく今もそうなんですが、「車内の秩序の維持」という

業務が最も重要な役割になりつつあるのでしょう。





葬儀社の社員も何時しか、家族間の調整や弔問客の間に入って

葬儀の秩序の維持をすることの仕事が増えてきたように思います。

家族間の仲が悪い場合は時として伝書鳩のような役割をしなければ

ならないこともありますし、葬儀中に会葬者同士のおしゃべりの声が

大きいというたのお客様からのクレームも解決しなければなりません。




サービス業において「人と人の間の交通整理」というサービスの

重要性が今後ますます重要になっていくことは間違いのないことだと

思っています。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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