コロナ観の違いから

まだまだ、新型コロナウィルスの猛威が日常生活さえも

脅かしています。他の災害と違い終わりの見えないことと

世界中が被災地であり、疎開先の無いことが精神的にしんどい

ことにつながり、多くの人のストレスに繋がっているのです。

まだまだ長期戦を覚悟しなければならないと思います。

コロナ禍のなかで、露見したのは新型コロナウィルスに対する

価値感の違いです。いわゆる「コロナ観」が違うことで生まれる

争いが多々見受けられます。

特に家族間の間や親族間の間、そして世代の違いによって

新型コロナウィルスに対する恐怖感の違いによって、価値観が

それぞれ違うことで導く答えも違ってくるのです。



お葬式においても、コロナ観の違いによって様々な争いが起きて

います。親族の間で食べる食事を提供するか自粛するか。

一般の弔問客を呼ぶ呼ばないでの諍い。

家族葬で行なうにしてもどこまでの親族を呼ぶか呼ばないか。

火葬場に行く人の人数を制限させているが誰に行ってもらうか。

バスやタクシーの乗り合いもどうするか

この他にも様々な諍いが発生していますが、価値観の違いによって

生まれる齟齬をどうやって一つにまとめていくのかということが

正解が無いだけに難しいのです。

やっと導きだした答えによって親戚の皆様に訃報を通知しても、

コロナ禍をを理由に弔問を辞退される方や弔問をするが

食事を辞退される方に出会ってしまう現実に直面するのです。

非常事態下において平常時の常識が全く通用しないことは

頭では解っているのですが、現実に通用しない時に多くの人が

憤慨とストレスを感じるのです。


コロナ観の違いで生まれる争いを出来るだけ避けることができる

ように多くの人の心に余裕が生まれる世の中に早くなって貰い

たいものです。










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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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