お通夜

お葬式の前夜はお通夜ですよね。

最近は弔問のお客様も会社勤めの方が多いために、

お葬式よりお通夜のほうがお参りの人数が増えています。

お葬式とお通夜の両方に参列するのではなく、お通夜だけにお参りに来て終わり

という方が増えています。

それに伴いお通夜の本来の意味も薄れつつあり、

そもそもお通夜は遺族や近親者のみで行ない

ロウソクと線香を絶やさないようにして

一夜を明かすこと
 

でした。

昔は死臭を頼りに野生動物が集まり、

野生動物から遺体を襲われることを防ぐために交代でご遺体を守っていたのです。

今はそんなことはよほどの山奥にでも行かなければあり得ませんが、

今でも喪主様はじめご遺族の皆様がお通夜の夜に交代でロウソクと線香のお守りを

する習慣は残っています。

もっとも、葬儀会館でのお葬式が主流の現在、フューネの葬儀会館では

ロウソクと線香のお守りもご遺族に変わって私たちフューネのスタッフが夜通し

代行することもあります。

もっといえば、ロウソクと線香のお守り自体をしないことのほうが

年々多くなってきています。

喪主をする世代の方が本来の通夜の風習を知らない場合は

特にしませんね。

つい3年くらい前までは

通夜は自宅で葬儀はフューネの葬儀会館で

という希望のお客様が多かったのですが、

今はほとんど通夜・葬儀とも葬儀会館ですね。

通夜の風習や仕方も時代の流れとともに変化しているのです。








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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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