友引の日の葬儀

日本人のほとんどは

「友引の日にお葬式」をやってはいけない」

と思っているからか、友引の日のお葬式はまだまだ少数派ですが、

最近は友引の日でもお葬式をするケースが年々増えてきています。

まず、確認していきたいのは「友引」の日にお葬式をやってはいけない

なんて法律もルールもないということ。

そもそも「友引」はその日に葬儀を行なうと、

友を引き寄せて一緒に冥土に連れて行く

という、迷信から起こった風習です。

そして、もうひとつの物理的要因として友引の日に

火葬場が休みであるということ。

しかしながら、六曜(ろくよう)を気にしないひとやキリスト教の信者の方、

無宗教でお葬式をする方には友引の迷信なんて全く関係のないことです。

豊田市では友引の日は火葬場がお休みなのでなかなか友引の日に

お葬式、出棺、火葬という流れができず非現実的なことでしたが、

お隣の安城市が友引でも火葬場が営業しているため、

フューネでは友引の日のお葬式を希望するお客様には

安城市の火葬場までお連れします。

六曜(ろくよう)信仰陰陽道や占いには不可欠なもの。

日本の伝統的な風習です。

私自身否定するつもりはありませんが、

全く気にしない方が増えていることも事実。

実際、仏滅の日に結婚式をするのと同じ感覚でしょうか。

当然のことながら、友引の日の翌日は火葬場も葬儀会館も

2日分のお葬式が重なり大忙し。

友引の日にお葬式をするというのは、

わざわざ、日柄を気にしてお葬式を延ばし金銭的、肉体的な負担を

軽減することにつながりますし、

なにより、葬儀会館も火葬場も空いていて予約が取り安いのです。

これから、死亡者数が増えて火葬場がさらに混雑してくると、

ますます、友引の日のお葬式が増えてくると思います。






最新記事

最新記事

初めての方へ FUNE公式サイト

三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


2024

11

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

PAGE TOP