弔辞

先日、漫画家の赤塚不二夫先生のお葬式の時、

タモリさんが読んだ弔辞

「白紙だった」というニュースが流れ、およそ8分間の心のこもった弔辞が

アドリブというか、原稿なしというのは驚きと感動を覚えました。

タモリさんと赤塚不二夫先生の絆を感じた出来事でした。

お葬式には「弔辞」というものがつきものですが、

最近のお葬式では「弔辞」をあることがだんだん少なくなってきています。

たしかに「弔辞」を読むことに慣れている方というのは大変少なく、

また、お葬式という緊張した空間の中ではなかなか普段どおり

言葉がででこなかったりするものです。

時には弔辞を読まれる方が途中で泣き崩れてしまい、

何がなんだかわからないなんて状態になることも。

まぁ「弔辞」なんてものはうまくないほうが味があるものです。

弔辞は、故人に贈るお別れの言葉です。

形式ばかり気にして心のこもってない文章を作るより、

素直に「気持ち」を表現したほうが「感動」します。

「弔辞」を読む時に使わないほうがいい言葉はありますが、

一番大事なのは「時間」です。

およそ3分間程度が望ましく、あまりに長いといくら良い内容でも

「聞き手」にはつらいものです。

フューネでは「弔辞」より友達や家族が捧げる

「お別れの言葉」を是非「お別れ式」の中でして頂くことを

ご提案しています。

特にお孫さんが亡くなったおじいさん・おばあさんに贈る

「お別れの言葉」はたいてい「感動」の涙を誘います。

おじいさん・おばあさんと孫の関係は親と子の絆とは違い

「優しく、暖かい関係なんだよ」という思いが

「お別れの言葉」にぴったりなのです。

「弔辞」ほど固く考えずに気持ちを込めた「お別れの言葉」

是非、大切な人のお葬式で贈ってあげてほしいものです。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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