悲しみの体験

先日、私もお葬式に立ち合わせて頂きましたが、

とても悲しいお葬式がフューネのある葬儀会館でありました。

私と同年の故人様のお葬式で、やはり自分と同じ歳の方が

亡くなるのはどうしても自分と重ねてしまい辛いものがあります。

以下はお葬式に立会った新入社員の報告書よりの引用です。


今日は、自死された方の納棺、仮出棺に立会い、

通夜式に立ち合わせて頂きました。

故人様は、まだ33歳という若さで自らの命を絶ってしまい、

急な出来事に喪主様や親族の方々は悲しみに暮れ、

通夜が終わっても、未だ実感されていないとのことでした。

納棺の際に、「棺への移動を」・・・と伝えた際に、

故人様のお子様が声を大きく上げて

泣かれている姿を見ていて、自分も涙が流れました。

必死に堪えていたのですが、どうしても堪えられませんでした。

喪主様であるお父様も、故人様の顔を拝見する度に、

悔やまれたように顔を地面に近づけられていました。

自分の子供が、自分より先に亡くなること・・・ましてや、

自らの死を選び実行してしまうこと・・・

その立場になった時にしか分からないことなのだと思いました。


お葬式は決して楽しいものではないけれど、

悲しすぎるのも・・・・辛いです。

ただ、生きているうちにフューネの経営理念にありますように

「死を通じての生」の喜び、そして生きていることの素晴らしさを

みなさまに発信出来たらと願うばかりです。

ご冥福をお祈りします。


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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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