日が短くなりました



フューネの葬儀会館「そうそうの森フューネ浄水」

シンボルツリー「ケヤキ」も真っ赤に色づき、

いよいよ木々も秋色に染まってきました。

最近では午後5時くらいにはすっかり暗くなり、家路が恋しくなります。

さて、日が短くなってくると、お通夜の時間も

午後6時から始めるお通夜が多くなります。

もっともお通夜を「何時から始めなければならない」

なんて法律も規則もありません。

本来「お通夜」とは読んで字のごとく本来一晩中ロウソクと線香を絶やさず

にして近親者が寝ないで、亡くなった方と共に過ごすものなのです。


ロウソクの灯りと線香の香にはご遺体の腐敗に伴う異臭を消す役割

その異臭により集まってくる獣に襲われないように守る役割

があります。そして近親者が寝ずの番をするのは

故人と過ごす最後の夜だからという意味

獣からご遺体を守るということの目的があるからなのですね。

現代では都会では獣に襲われることもまずありませんし、

亡くなった方を早目にお棺に納め、ドライアイスで保存しますので

葬儀場にて腐敗による異臭はまずありません。

本来の意味のお通夜はもう必要ないのかもしれません。

話を元に戻しますとお通夜は始まりはあっても終わりはないということですね。

始まりの時間は通常は午後6時・午後7時という時間が圧倒的に多いのですが、

中には午後8時・午後9時・午後10時のスタートのお通夜もあります。

理由は様々ですが、中には床屋さんの組合はお店が終わってからしか

床屋さん仲間がご弔問に来れないので一般の通夜式のあとに

午後9時からもう一度、通夜の式典をしたりします。

歯医者さんの医師会も似たような理由で

お葬式の時間は正午より午後1時という暗黙の申し合わせもあるのです。

逆に私が担当した中で一番早かったお通夜の開始時刻は午後2時

元旦の日でした

お正月は皆、夜には家族での集まりがあるだろうからという

喪主さまの配慮での時間設定でした。

お通夜の時間も様々。お通夜の内容も様々です。






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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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