- お葬式の知識
待機という仕事
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地域のコミュニティー社会で仲間はずれを意味する「村八分」。
「集落の中で掟や秩序を破った人や家に
課する制裁」と辞書には記載があります。
江戸時代では実際「村八分」になると事実上、村での生活が出来なくなる
位の重い制裁だったそうです。
ちなみに八分は【成人式、結婚式、出産、病気の世話、新改築の手伝い、
水害時の世話、年忌法要、旅行】だそうです。
この八分の定義も諸説ありますが、基本的には村社会に於いて行なわれる
ことのほとんどをお付き合いしないということとなります。
それでも、すべて仲間外れにしないという「二分」があります。
「村八分」の残りの2分は火事とお葬式。
これは、例え仲間外れにしていてもこれだけは情けをかけようとする気持ちと
実際に火事を放置して延焼の被害にあってはたまらないという実情や
葬式においても死者を放置して腐敗や伝染病の被害にあってはたまらない
という実情も影響していたのです。
また、死者の弔いを怠るとタタリに遭うという怨霊信仰も大きく影響して
いたのです。
現代では都市部を中心に地域との関わりが薄れ、
それが社会問題化しているのが現状です。
特に若い世代を中心に「村十分」を自ら望む傾向にあります。
現代ではそれでも暮らしていける社会になったのですから。
フューネのお客様の中にも「村十分」の考え方の方が年々増加しており、
隣近所の地域の方のお葬式の参加を強く拒む傾向にあります。
中には遠隔地から引っ越してきてまだ日も浅いというのなら話は
わかりますが、20年、30年住んでいても隣近所のお付き合いが
全くない方も大勢いらしゃいます。
個人の個性や主張が尊重される時代とはいえど、せめて日頃顔を
合わせているご近所の方が亡くなった時くらいはお互いに
「弔意を表せる」環境であり続けてほしい
と思う最近の葬送事情です。
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株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎えた。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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