- お葬式の知識
待機という仕事
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お葬式に参列する時に包んで持って行くのはお金は「香典」です。
これは誰もがご存知だと思います。
「香」という字を用いるのは
香・線香の代わりに(お金を)供えるという意味が
あり、典は旧字で「奠」と書き、霊前に供える金品という意味
があります。
ちなみに「香典」とは仏式のお葬式の場合のみで、神式、キリスト教式
の場合はそれぞれ、「玉串料」「お花料」と書きます。
昔は集まった香典で葬儀代を賄えたお葬式が結構ありましたが、
さすがに現代ではちょっと苦しいのが現状です。
実際に「香典で葬儀代を賄えちゃった」という方は
会葬者数も500名以上の場合がほとんどです。
もっとも500人の方がお越しになるお葬式なんてそうそうあるものでは
ありません。
最近の香典の額は友人・知人のお葬式は5,000円位が相場
だそうです。
職場の同僚のお葬式も5,000円位が相場なのですが、
大企業の社員の間では香典の簡素化運動というものがあり、
社員間の不幸での香典は1,000円や2,000円という取り決めが
ある職場もあります。
大企業にお勤めの場合、訃報もほとんど毎日届くという部署もあり
相場である5,000円が毎回では「苦しい」ということなのでしょう。
そもそも香典とは故人に対する供物であるとともに、
不意の事態に遭遇した故人の家族への支援
の意味もあります。その為、昔は農村部を中心に現在のように「お金」ではなく
「食料」を贈ってそれを僧侶や葬儀参加者の食事に使っていたのです。
つまり、香典とは本来はお金でなく「物」を贈っていたのですね。
それは昔「お年玉」がお金ではなく「お餅」を渡していたのと
同じですね。
今は何でも「お金」で処理をしてしまうことが多いけれど、
「お金」ではなく「物」の温かさを忘れないでほしいものです。
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株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎えた。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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