桜のトンネル

先日、フューネの葬儀会館でお葬式をして頂いたあるお客様のお話です。

残念ながらお父様が闘病生活の末にお亡くなりになり病院より自宅へ

霊柩車で帰る途中のこと。

喪主である長男さんから

「親父が毎日散歩をしていた道を通って欲しい」

との要望があり、回り道をしてその道を通ることになりました。

その道とは豊田市民なら誰もが知っている豊田高専前の桜並木

でした。



しかも、ちょうど桜は満開でゆっくりと霊柩車は桜のトンネルを通り抜けた

のでした。

喪主さまからの最後の親孝行でした。

亡くなられたお父様を思う息子さまの心配りに「感動」した桜のプレゼント

でした。

亡くなられた方のゆかりの場所を霊柩車で通るサービスはフューネでは是非、

お客様に選択して頂きたいサービスだと思っています。

物理的や時間的に制約がなければできる限り願いを叶えてあげたい

と思います。





さて、フューネではこのお客様に対し、桜の枝をプレゼント

させて頂きました。最後にご親族の皆様が柩のまわりを囲み、

枝を振って柩全体に桜の花びらをふりかけました。

最初から最後まで桜色で染めることができたお葬式。

この季節ならではのお葬式の風景でした。



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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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