本屋の平台

映画「おくりびと」アカデミー賞を獲得したことは

確実に影響がある思いますが、

最近の本屋さんはお店の中で一番売れる書籍を置くところに

「死」に関する書籍が山積みされている本屋さんが

結構多くあります。

私は学生時代に本屋さんで3年間アルバイトをしていましたので、

本屋さんの商品陳列に関する知識

本を売る為のテクニックは多少知識を持っています。

その知識を使って分析してみても

本屋さんの平台というのは

その時の流行そのもの。


多くのお客様が一番欲しい情報がそこにはあるのです。

その当時も、おそらくこれまでもここまで「死」に関する書籍

注目されたのは今回が初めてでは

ないでしょうか。

今、まさに「死」とは?「生」とは?

ということを考える時代なのでしょう。

世の中が100年に一度の大不況をいわれている現在、

混沌とする現代社会の中で「死」とは?「生」とは?

と考えることは人間として一番大事な

「生きていることの目的を再確認すること」

だと思います。

くしくもフューネの今期の社長方針も

「感動葬儀。」死を通しての生の伝承

というテーマで取り組んでいます。

実は「死を通しての生」という言葉は今から6年前に制定した

フューネの経営理念の中にあるフレーズです。

フューネの理念がやっと社会に認められてきているのでは?

と思ってしまいました。




さて、本屋さんの平台には

「おくりびと」の脚本を文庫本にした本はもちろん、

「おくりびと」の原作である青木新門著「納棺夫日記」

スピリチュアルブームの江原啓之さんに関連する書籍

「千の風になって」に関する絵本や詩集

そして、今一番注目の書籍である直木賞受賞された

天童荒太さんの「悼む人」などなど。



あらすじはコチラ→http://bunshun.jp/itamuhito/

これからは「弔う」ということは「悼む」ということが

キーワードになりそうな予感がします。

みなさんも是非一度「死」とは?「生」とは?

考える時間を作って頂きたいものです。



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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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