- お葬式の知識
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田植えの季節がやってきました。
豊田市の近辺でも水田に水が張られ今年も秋の豊作を願いお百姓さんが
イネを植えて行くいつもの春の光景です。
もっとも、現代ではほとんどの作業が機械化されており、田植えも稲刈りも
人の手でするというよりは機械ですることがあたりまえです。
昔の日本は農業が唯一と言ってもいいくらいの基幹産業。
しかも今と比べれば、機械も肥料もない時代であり
今よりもはるかに重労働であったのです。
実際に戦国時代においては農業が忙しい時期は戦が行なわれない
くらい農業は大事なものなのです。
もっともいくら戦国大名が戦をしたくても農業が忙しいと兵士が集まらない
ので無理なお話なのです。
昔は武士とお百姓さんの明確な区別がなく、武士と農業は兼業
でした。
武士と農業が明確に分離されたのは豊臣秀吉が行なった「刀狩り」
以降のこと。
この結果、戦うことの専門集団である武士と
国の基幹産業を担う農家と明確に分離され、
やがて、江戸時代の「士農工商」の身分制度が生まれるのです。
さて、農繁期に戦をしなかった当時から今でも一部の地域では残っている
そうですが、お百姓さんは「農繁期にはお葬式をしない」
ものでした。
理由はお葬式を手伝ってくれる人に悪いから。
当然、村人は全員農家であり忙しい時は一緒。
ですから亡くなった直後はうちうちでお葬式をして、農作業が
落ち着いた時期に村人たちを集めてもう一回お葬式をしていたのです。
うちうちでお葬式をすることが「密葬」の始まりであったと言われています。
密葬の「密」は秘密の「密」のことです。
ちなみに2回目のお葬式は正式のお葬式ですから「本葬」といいます。
「密葬」と「本葬」の区別は実はお百姓さんの都合で生まれた文化だと
思います。
最後にお百姓さんのすごいパワーをご紹介しましょう。
それは「田植えと稲刈りの季節には亡くならない」
ということ。
やはり、迷惑をかけられないというパワーが働くのでしょうか。
毎年、農村部では極端に亡くなる方が少なくなります。
あるお客さまのおばあちゃんのお話ですが、意識が朦朧とするなか
「秋祭りまでは死ねない」
といったおばあちゃんが見事、秋祭りの翌日にお亡くなりになったとのこと。
農家の女性パワーを垣間見た瞬間でした。
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株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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