葬儀会館数



月刊フューネラルビジネス5月号

「葬儀会館の全国集計2009」

という特集記事の掲載がありました。

その中に都道府県別葬儀会館数ランキング表があります。



このデーターによると愛知県は全国第2位の321件。

本当に愛知県内には葬儀会館が多くなりました。

名古屋市内では主要幹線道路を走るとほとんどの確率で

葬儀会館に出会う位に多くなっています。

愛知県内の一部地域では葬儀会館が出来すぎて競争が激化している

地域もあります。

もともと名古屋は冠婚葬祭が派手といわれている土地柄。

全国的にみても大手の冠婚葬祭互助会が複数社あり、もともと業界内の

競争が激しい為に葬儀会館の誕生自体は決して早かった訳ではなかったの

ですが、他の地域に比べて葬儀会館の普及も早かったと思われます。

愛知県よりも葬儀会館数が多いのは福岡県全国第1位です。

なぜかというと福岡県が葬儀会館の発祥の地

つまり、歴史が一番古いのです。

後は民間企業の競争の論理で急速に普及し、また、お客様自身も

葬儀会館の利便性をいち早く理解した結果であると思います。

そして、3位神奈川県・4位千葉県・5位埼玉県

上位を占めている理由は

すばり、東京のベットタウンということなのです。

やはり、人口が多い都道府県でないと葬儀会館も採算が成り立ちません。

東京都は第6位。

人口が多いという理由だけならば東京都が一番でなければおかしい

のですが、6位であるという理由は

地価が高すぎて民間では採算が合わないということ。

つまり、大手の資本の葬儀社でないとなかなか葬儀会館を建設できない

という理由があるのです。

まだまだ、少子高齢化に伴いますます増える葬儀会館ですが、

他の葬儀会館と明確な差別化が出来ていないと生き残れない時代

になっているのです。








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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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