市役所の夜間窓口

フューネではお客様が市役所に提出する「死亡届」をお客様に代わって

手続きを代行するサービスを実施しています。

「死亡届」というのは届出者が死亡の事実を知った日から

7日以内に必ず届けなければならないという義務があり、

これを怠ると死体遺棄罪に問われることもあるという

重要な届け出なのです。

届け出人の優先順位も法律で定められており、

①同居の親族、②同居していない親族、③同居者、④家主、⑤地主、

⑥家屋管理人、⑥土地管理人、⑦公設所の長
の順です。

身寄りがない方が亡くなり、亡くなった後に親族が見つからない場合と

いうのは実社会の中で結構頻繁にあり、そのような場合はアパートや

マンションの大家さんに「死亡届」の届け出をお願いすることがあります。

つまり、亡くなった方から見れば他人といえども届出人にならなければ

ならない場合もあるのです。

さて、「死亡届」は市役所では365日24時間受付しています。

しかしながら、通常の市民課の窓口は日中のみの受付で、休日や時間外は

大抵市役所の庁舎を警備する守衛室で受付しています。

フューネは休日や夜間にも死亡届を提出しに行きますが、

実はこの守衛室では死亡届の他に出生届、婚姻届、離婚届

365日24時間の受付ています。

戸籍に関する各種届けは待ったなしなのです。

その為、この夜間窓口は面白いドラマが結構あるのです。

日付が揃っている日やクリスマスや元旦に婚姻届を提出する

記念日狙い組のカップル

稀に午前0時の日付が変わった瞬間を狙い、婚姻届を提出する為に

深夜なのに大混雑している窓口に遭遇することも。

手を繋ぎ幸せいっぱいのカップルの隣で死亡届の受理を待つ私たち。

いつもながらなんだか不思議な光景です。

なかには深夜に離婚届を提出にくる夫婦も

せめて、離婚届は昼間でもいいのでは?

と思ってしまいますが、別段急ぎの理由でもあるのでしょうか?

喜びも悲しみも全部一箇所の窓口で行なわれる

夜間窓口はちょっとした人間交差点なのです。










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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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