葬儀代の集金

フューネでお葬式を終えたお客様からお葬儀代を頂くお話をします。

よくお客様より

「葬儀代はいつまでに支払えばいいの?」

というご質問を頂きますが、

概ね葬儀終了後一週間の間にお支払いを頂くのがほとんどです。

だた、最近では亡くなった方の預金口座が凍結されてしまい

葬儀代の支払いが遅くなるというケースもよくあります。

預金口座の凍結を解除するには相続人全員の同意が必要

ですが、「葬儀代」に充てるという証明が示せれば、ほとんど金融機関で

葬儀代分の預金のみ先に凍結を解除して頂けます。

さて、葬儀代は金額が金額の為、

最近では銀行振込を希望するお客様が一番多いです。

もちろん現金でのお支払いを望まれるお客様は相変わらず多いのですが、

一万円札ばかりではないところが葬儀の支払い〝らしい〟ところ

なのです。

お葬式で集まった香典をそのまま葬儀代に充てる

お客様が多いのです。

中には葬儀代の大半を1,000円札でお支払いという

ケースもちらほら。

仮に100万円すべて1,000円札だとして1000枚

とにかく数えるのに一苦労です。

私も過去にお金を数えるのに大変時間がかかった経験もあり、また枚数が

多い為に金額が合わず、また一から数え直しなんてこともありました。

事前に現金でお支払い頂くことが判っていれば前もって準備して行きますが、

請求書をお持ちしただけのつもりがお客様も手元に大量の1,000円札(現金)

があるのが物騒なので、一刻でも「早く支払いたい」

ということでその場で即集金となるケースもあるのです。

ところで今では「クレジットカードは使えますか?」

というお客様もいらっしゃいます。

フューネではクレジットのお支払いも受付しておりますが、

年々クレジットカードでのお支払いをご希望されるお客様が増えてきています。

クレジットカードでの支払いを希望されるほとんどのお客様の目的はズバリ

「ポイント狙い」

葬儀代の支払いは一度に

大量にポイントを獲得できるチャンス

ですから。

もっとも利用限度額までのご利用のみですが、中には複数のカードを

ご利用され、支払いをされるお客様もいらっしゃいます。

葬儀代の支払いも人それぞれですね。葬儀の集金もちょっとした

ドラマがあります。












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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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