悲しみの表現

人の死には「悲しみ」がつきものです。

最愛の家族を亡くしたり、友人・知人・同僚などが亡くなることは悲しいもの。

葬儀社の仕事の中で、亡くなったという連絡を受け病院へ霊柩車とともに

お亡くなりの方をお迎えに行く時が一番悲しいという雰囲気に包まれている

ものです。大抵のお客様がお葬式が終わった後、「頭が真っ白に

なりどうしていいのか分からなかった」


という感想を頂きます。

人の死を前に冷静でいられる方というのは、まずいないでしょう。

さて、「悲しみ」の表現というのは千差万別であり、人それぞれ違います。

確かに悲しいと泣くという行為が悲しみの表現としては

一番スタンダードだと思いますが、

反対に悲しみのあまり笑うという人もいらっしゃいます。

さらには突然怒り出したり、妙に冷静沈着になったりする人も

います。

私たちの仕事は悲しみの表現の違うお客様の悲しみを

できるだけ早く取り除いてあげること。

その為には泣きたい時に思いっきり泣かせてあげること。

笑いたい時におもいっきり笑わせてあげること。

怒りたい時におもいっきり怒らせてあげることが


悲しみを和らげる為の秘訣です。

お葬式を施行するということは

関係者ひとりひとりの悲しみを解放するする為に行なう

という要素もあるのです。





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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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