おくりびと その後

今年、一番の葬儀業界の話題はやはり映画「おくりびと」

第81回米アカデミー賞外国語映画賞に輝いたことでしょう。

日本映画初の快挙の反響は葬儀に携わるものにとっては何らかの

影響を受けたことは間違いありません。

フューネにおいても就職希望者が殺到し、「おくりびと」の影響は

大きかったと思います。

また、「おくりびと」を意識した「おくりぐるま」「おくりばな」

ような商品名の商品が多数の葬儀関連会社から発売されました。


また、「納棺師」「湯灌(ゆかん)師」と呼ばれる職業の方に

スポットライトがあたり、実際には

圧倒的に女性の方が多い職業なのですが、

映画の本木雅弘さんのイメージが強い為か、

納棺にお客様のご自宅に訪問するとお客様から

「女性なのですか!」

とお客様が驚かれることが多くなったと聞いています。

なぜ、女性の方が多いかというとたとえお亡くなりなった後でも

女性は女性であり、「男性に裸体を見られたくない」という

気持ちを配慮すると納棺師はともかく亡くなられた方の体をお風呂で洗う

「湯灌師」は女性の方がいいのです。





さて、来年は映画「おくりびと」が舞台化されます

映画で主演の本木雅弘さんが演じた「納棺師」を中村勘太郎さん、

広末涼子さんが演じた妻を田中麗奈さんが演じるそうです。

来年5月28日から6月6日まで東京・赤坂ACTシアター、

6月16日から24日まで名古屋の御園座で上演予定です。

映画はどのように舞台化されるのか楽しみです。

名古屋公演は是非、見に行きたいですね。


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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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