ペースメーカー爆発?

不整脈など心臓の病気を持っている方には生きて行く上で必ず必要な

心臓のペースメーカー



上の写真のようなペースメーカーを体内に埋め込み手術をして使用します。

ペースメーカーは電気的刺激を心臓に送り、正常なリズムで鼓動するように

するという役割のものです。

日本では毎年、45000人もの方が新たに装着され、50万人ほど

方が装着しているといわれます。

これほど、多くの方の命を繋いでいる医療機器なのです。

しかしながら、このペースメーカーは火葬場では

最も嫌われている副葬品なのです。

なぜなら火葬の際、破裂し爆発するから

ペースメーカーの内部の電池が高熱で膨張し破裂するのです。

この破裂が火葬炉を破損したり、

火葬場の職員が怪我をすることがあります。

火葬炉には中の様子をチェックする為の覗き窓が設けられており、

時には火葬中に炉を開けて内部を整理する作業があり、

もし、その作業中にペースメーカーが爆発すると命に関わる大怪我をする

ことがあります。

このような事故を防ぐ為に火葬場によってはペースメーカーを装着している

場合は必ず取り外してからでないと火葬の受付をしてくれないところも

多数あります。

もちろんペースメーカーを取り外さなくても火葬の受付をしてくれる火葬場でも

装着していることを申告するのは義務なのですが、

実際には不申告のケースがかなりあるのです。

ペースメーカーを装着しているのが解っていれば、専用の火葬炉で

火葬することができますし、危険な作業を回避することが出来

間違っても怪我をすることはありません。

ペースメーカーの事故を無くす為には必ず申告を忘れないで

頂きたいものですね。



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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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