リピーターのお客様

多くの飲食店や服飾・雑貨のお店にいわゆる「常連」と呼ばれる

お客様が存在し、また「常連さん」と呼ばれるお客様を増やすことが

商売繁盛の基本とされています。

英単語で「お客様」を意味するカスタマー(customer)の語源

「習慣」という意味のcustomから由来します。

つまり、お客様をお店にお越し頂けることを「習慣化」することが

顧客であり、常連という考え方です。




ところで、お葬式にも常連のお客様がいます。もっともいくらフューネを

応援して頂けるお客様がいらっしゃっても何十回とお葬式を依頼される方は

ありえないので、フューネに於いては正しくは「常連」というより

「リピーター」のお客様です。

リピーターとは「(お客様が)お戻り頂く」という意味が込められて

おり何年か前にフューネでお葬式を依頼されたお客様が再度、ご依頼頂く

わけですから「リピーター」という表現が一番正しいと思っています。

ということで、フューネでは「リピーター」のお客さまを増やすこと最重要で

あり、商売繁盛の最も重要な要素です。



フューネの女性営業員のレポートにリピーターのお客様のことが書いて

ありましたのでご紹介します。

「リピーターのお客様の葬儀担当ってどんな感じですか?僕はまだ

経験がないので」と部下の男性社員から質問。

喪家の方々の顔ぶれ、およその性格が前回施行の経験から

分かっている点がいつもと違う。

それが、やりやすい面もあり、反ってやりにくい面もあり・・・・

二度目以降だからこそ、お客様が私のことを覚えてくださった時、

また「あなたが担当してくれて良かった、話しが早いわ」と言われた

時、担当者としてやりがいを感じます。

また、久しぶりのお客様との再会で家族内の変化(お子様の進学

だったり、就職、結婚、引越しなど)を見るのが面白かったりも

します。

先日施行したあるお客様、昨年故人の夫を施行担当していて

リピーターのお客様であった。

初回訪問時、喪主様不在であったが、家の中に上がらせて頂き

ドライアイス交換。

その最中、喪主さまが帰宅。名刺を出すまえに「〇〇さん、教えて

欲しいことがあるんだけれど」と喪主さまの第一声。

リピーターのお客様はこういう瞬間がうれしい。



リピーターのお客様。フューネのファンになって頂けるだけでなく、

フューネの社員にとっても「喜び」を感じられる

とっても大事なお客様なのです。



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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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