- お葬式の知識
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近年、日本各地の「ニュータウン」に代表される
大規模な団地が住民の高齢化ともに大きな問題を抱えています。
愛知県でも高蔵寺ニュータウンができて40年。
初期の頃に30歳で入居した方でも今では70代の老年齢の領域に
なっています。
今となっては使い勝手の悪い団地の間取りは若い世代を惹きつけるだけの
魅力はなく、新規の入居希望者はほとんどいないのが現状です。
結果として空き家が増え、住民の数も減少し、団地内に
あるスーパーなどの生活に関わる店舗も閉鎖に追い込まれています。
さらに住民の高齢化に伴う、「孤独死」の増加はもはや
社会問題ではないでしょうか。
実際に一人暮らしの家庭では死後24時間以内に発見されることはほとんど
難しくなっているのが現状で、比較的近隣の方とお付き合いのある方でも
新聞が郵便受けに数日分貯まっていることで異常を察知するのが現実です。
人は死ぬ時は誰でも一人ぼっちなのですが、周りの方に
「死」の現実を気づいてさえ貰えない孤独は本当に孤独なことだと思います。
私たち葬儀社の使命としても増え続けている「孤独死」を少しでも
防がなければなりません。
ところで昭和30年代は「団地」は憧れの的でありました。
当時の一軒家は新築でも水道やガスが完備されておらず、井戸水をくみ上げ
朝は台所の流しで家族が順番に顔を洗うのが普通でした。
風呂のある家も少なく、ほとんどが銭湯通いでトイレも汲み取り式でした。
そんな折に日本住宅公団が作った団地はステンレスの流し台、洋式トイレ、
ガス風呂完備の2DKの間取りであり、これまでの食事の場所と寝室が
一緒であった日本家屋から食事の場所と寝室を別にする
「ダイニングキッチン(DK)」
という空間があるといった間取りが人気を呼びました。
さらに、当時の募集要件では大企業や官庁に勤めるサラリーマンの給料で
しか入居が困難であるほど高額であったので団地住いは
ステイタスの象徴でした。
しかし「便利さ・快適さ」の中で「核家族」という家族形態を生み
「近所付き合いが希薄でも暮らしていける」
という時流を生み出しました。
40年経った現在では皮肉にもそれがネックになって前述の通りの
様々な問題が発生しています。
このような問題が起こることなど当時では決して考えられなかったでしょう。
団地の問題は決して他人事ではありません。
今、私たちが手にいれている「便利さ・快適さ」が将来、アダとなって
何かしらの災いが起きるかもしれません。
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株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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