- お葬式の知識
待機という仕事
葬儀という仕事に従事した新人の頃、指導を頂いた先輩に 「葬儀の仕事はとにかく待つ仕事だぞ!」 と教...
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先日、「親分」のの愛称で多くの方々に親しまれていた大沢啓二さんが
亡くなりお葬式が行なわれました。約800人が参列されたお葬式では
白い花で飾られた祭壇が印象的で「あっぱれ」の三唱でお見送り
された「親分」のお別れは大沢親分らしいお葬式でした。
私も毎週テレビ番組にて親分の「あっぱれ」「喝!」を楽しみにして
いた一人として、大変残念な訃報でした。ご冥福をお祈りします。
ところで、芸能人のお葬式というのは参列の有無に関係なくマスコミを通じて
世間に大変注目されるお葬式です。
また、私たち葬儀社の業界誌でも必ずといっていいほど特集の記事が
組み込まれ、勉強の教材としても使われます。
時として日本のお葬式のトレンドが大きく変わるほどの
影響力があるのです。
例えば、「寅さん」こと渥見清さんがお亡くなりになられた時にしばらく
世間に「死」事実を知らせず、わずか3名の近親者だけの家族で
お葬式をしたことが「家族葬」というお葬式の形態の認知度を一気に
上げ、その後の時代に流れに乗って「家族葬」が日本中に受け入れられた
ことは私たちの葬儀業界では有名な話です。
注目度もさることながら、お葬式の参列者の人数が多いのも
芸能人のお葬式の特徴です。
特に人気ミュージシャンのお葬式の参列者はケタ違いです。
これまでのお葬式で一番多かった参列者だと言われているのが
元X・JAPANのhideさんのお葬式で5万人を超えたで
あろうと言われています。あまりに多い参列者で前日組・徹夜組もいてその人
たちもカウントすると7万~8万人に達したであろうという
お葬式は今でも「伝説」です。
「だろう」という表現をしましたが、このお葬式はあまりの多さに数が正確に
把握できていないのです。
ちなみに2位は忌野清志郎さんの4万3千人・
3位は美空ひばりさんの4万2千人です。
先ほどの寅さんはお葬式こそ3人ですが、後日大船撮影所で行なわれた
「お別れ会」では3万5千人が参列されています。
私が過去、担当したお葬式で有名人で最高人数は100歳での双子姉妹
きんさん・ぎんさんで有名だったきんさんのお葬式で2300人。
一般人の焼香を待つ列に偶然通りかかった通行人まで並んでしまい、
ご焼香の列が途切れないという普通のお葬式では考えられない
経験をさせて頂きました。
芸能人のお葬式というのは、葬儀社にとっても腕の見せ所であり、
気合が入るお葬式。
いつか、芸能人のお葬式のご依頼がフューネにもくるかもしれませんね。
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株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎えた。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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