ビキマエ

2012年1月3日付ブログ記事でご紹介したTBS系のテレビ局で

現在放送中のドラマ

「最高の人生の終り方」

ドラマの公式ホームページはコチラ↓
http://www.tbs.co.jp/saikou-no-jinsei/

はずっと嫌っていた家業の 「 葬儀屋さん 」 を継ぐことになった

井原屋5代目・井原真人を山下智久さんが主人公として演じ、

その妹としてAKBの前田敦子さんがいわゆる「葬儀屋」さんの

仕事を演じています。

ドラマの内容の可否はともかくとして、前田敦子さんが葬儀の司会

ナレーションをする姿や葬儀に関する専門用語を台詞として

連発する姿は若い視聴者にとってインパクトがあると思います。



このドラマで数々の専門用語が出てきますが、

私が初めて聞いた言葉があります。

それは「ビキマエ」

友引の前日という意味ですが、私が修行してした会社でも、

フューネでも友引の前日のことを「トモマエ」と呼んでいます。

葬儀社や地域が違えば、同じものでも呼び方が違うということは承知して

いますが、はじめて聞いたこの言葉に何か違和感のあるのです。

ドラマの影響というのは非常に大きいですから、葬儀業界に「ビキマエ」と

いう用語が流行ってしまうのが怖いものです。




「ビキマエ」というセリフの通り、多くの葬儀社の社員にとって友引の前日と

いうのは一週間の中で一番楽しみの日なのです。

それは友引の日に火葬場が営業していない限り、通夜が絶対に入らない日で

あり、一週間の中で唯一夜のプライベートの予定がたてやすい日なのです。

フューネでも会社の公式の飲み会は友引前しか絶対にできませんし、

多くの社員同士の飲み会や家族サービスは友引前に集中します。



「ビキマエ」「トモマエ」という略語の表現は違いますが、

友引の前日の楽しみは葬儀社の社員にとって共通のようです。






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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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