家主と孤独死

ここ数日、関東圏で相次ぎ孤独死で亡くなる事件が

ニュースを賑わせています。

「無縁社会」という言葉が流行語大賞のトップ10にも選ばれた

2010年頃より、日本では年間の自殺者を上回る3万2000人の方が

孤独死(無縁死)でお亡くなりになっています。

これだけ「孤独死」が増えているのにも関わらず、「孤独死」という定義は

法的になく、各自治体や住宅機構などバラバラのなのが現状です。

ただ、「誰にも看取られず亡くなって行く経っている」ことはほぼ共通した

「定義」です。問題は死後何日間とするかによって見解が分かれており、

死後一週間以上とするケースもあれば、直前まで周囲が

見守りをしていても亡くなったときに一人のであった場合も孤独死と

と定義するケースもあります。



ところで、孤独死はアパートやマンションの一人暮らしの方が

圧倒的に多いのですが、孤独死を迎えた本人も不幸なのですが、

アパート・マンションの大家さんにとってもまた不幸な事実です。

まず、孤独死のあった部屋は強烈な腐敗臭とそれ伴う、

家財の処分や部屋のリフォームに多大な費用がかかります。

そして、原状回復した後でも、孤独死があった部屋ということで

なかなか次の入居者が決まらず、家賃収入が途絶えてしまうことに

なります。

これは大家さんにとってとてもつらい現実です。

そんな大家さんの経済的な損失をカバーする保障が組み込まれた

保険がエース損害保険株式会社から発売されました。

くわしくはこちらをご覧ください↓
http://www.ace-insurance.co.jp/CGI/news/view.cgi?mode=detail&seq=0000000274



近年社会問題化する自殺、孤独死に対応する初の保険商品

として画期的な商品の登場ではないでしょうか。

アパート・マンション経営をされている方の孤独死対策は

絶対に避けては通れない大問題なのですから。


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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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