小さなお棺とドライアイス

フューネには毎月数人のお客様が小さなお棺とドライアイスが

欲しいというお客様がご購入にいらっしゃいます。

通常、標準的なお棺のサイズというのは長さが180cm~190cmの

ものが主流ですが、小さなお棺は長さが2尺(約60cm)からあります。

小さなお棺をご用命頂くのは大きく2つのケースがあります。

それは赤ちゃんが亡くなった場合

身体の一部を切断した場合です。

赤ちゃんが亡くなるときはお母さんのお腹の中で生まれる前に

亡くなった場合のいわゆる胎児と呼ばれる赤ちゃんは

2尺のお棺がとても大きく見えるくらい本当に小さくて、小さくて悲しくなります。

大抵の場合、お母さんが動けないので、若いお父さんがご購入に

くるのですが、なかなかおかけする言葉が見つからない辛さがあります。




身体の一部を切断する場合は大抵の場合、病院がお棺とドライアイスの

用意のお身内の方に依頼します。

足の切断、手の切断という手術をされた方は自分自身の身体の一部を

火葬場で火葬しなければなりません。

時には葬儀社にすべてをご依頼されるお客様もいらっしゃいますが、

大抵の場合、親族の方が火葬場にご自身で持ち込まれます。

病院の近くのフューネの葬儀会館では手術の前にご購入にお越しくださる

お客様が特に多いのです。





小さなお棺とドライアイスを必要とするお客様はまずお葬式のご用命は

ありませんが、これが必要な人は何とも悲しい現実

直面している人ばかりなのです。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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