家族葬の種類

年々、お葬式の傾向が小規模化に向かっています。

フューネにおいては5年連続でお葬式一件あたりの客単価が

減少傾向にあり、お葬式のご弔問にお越しになるお客様の

数も減少傾向です。

幸い、お客様からご依頼頂く葬儀の件数は5年連続で増加して

いますので、経営的にはなんとか助かっていますが。




「家族葬」という言葉は知らない人はいない位、現在では

市民権を得た言葉になっています。

しかしながら、まだまだその中身を正しく理解をしている方は少ないのです。

6月10日に行った「家族葬専用会館プラザそうそう」

大謝恩祭にお越しくださったお客様からのアンケートやお声を聞く限り、

「家族葬=安い」

という解釈のお客様が多いのです。

もちろん、会葬者を限定して行えばお葬式代金の総額は間違いなく

安くなるのですが、同時に香典という収入も減少する訳で本当に「安い」と

いう判断をするのは、支出から収入を引いた実負担額

で判断しなければなりません。

よくある失敗として一般的なお葬式より、家族葬の方が実負担額は

多かったという失敗はなかなか無くなりません。




ところで、一慨に「家族葬」と言っても本当に多種多様です。

極端な例ですが、ある会社経営者の家族葬では家族と従業員のみしか

弔問お断りで家族葬と行っても参列者が1000人を超えてしまう家族葬も

あれば、親戚さえも参列させずに生計を共にしている家族だけで行う家族葬も

あります。親戚と近所の人だけ・家族と同級生の友人だけなどなど本当に

家族葬というのは参列できる資格を誰に与えるのか

いうことですべてで変わって来てしまいます。





フューネが推奨する家族葬とは限定された参加資格を持つメンバー

だからこそできるお葬式の演出をお客様自身も真剣に考えて欲しいのです。

例えば、
ビデオ上映によるお別れの方法
短歌、俳句を取り入れたお別れの方法
食事会を主体とする方法
コーラス・合唱を含んだお別れの方法
写真展を企画したお別れの方法
お茶会・華道展を含むお別れの方法
故人の趣味を中心にしたお別れの方法
民謡、踊りを取り入れたお別れの方法


家族葬の方法は人それぞれです。

フューネでは100人の人生に100通りの生き方があるように、

家族葬のカタチが100通りあっても良いのではないでしょうか

と考えています。

「100人に100通りの終焉がある」

というキャッチコピーはフューネの考える家族葬の理念にぴったりなのです。











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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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