お客様の声が聞こえない

フューネという会社は本当に多くのお客様に恵まれています。

お葬式を通じて年間を通じ様々なお客様に出会うことが出来て、

葬儀会館には通夜・葬儀にご参列のお客様が年間に

何万人もお越しくださります。

そのお客様からは様々なご注文やお問合せを頂きます。

大抵の場合、お電話かお客様に直接お会いしてという方法です。

お客様からの厳しいご意見も含めて間違いなく私たちに「お声」が

届いています。




しかしながら、近年お客様の「お声」が聞こえないお客様が

増えてきています。

つまり、ネットを通じてしかお会いできない方々。

「お葬式の見積りをください。」

「葬儀会館の地図を送ってください。」

「入社希望ですけど、資料を送ってください。」


そのようなお問い合わせをお客様のお声を直接聞くことなく、ネット上で

やりとりしています。



接客の基本は言うまでもなく「face to face」です。

つまり、お客様の顔を見て、声をを聞いて言葉の陰に隠れた

大事なものを見つけ出し、先回りしておもてなしをすることが必要です。

直接お客様のお声を聞く事のできないネット上のやりとりはお客様の

望んでいる本音が解りにくく、時として重大なミステイクを犯してしまう

危険を孕んでいます。



ネット上のお問合わせはお客様にとって安易で、気軽に出来る反面、

受け手の私たちはこれまで以上にお客様の声を探るスキルが必要です。

これから、良くも悪くも今より増えてくるネット上のお客様とのやりとりを

「感動葬儀。」品質で提供する為に聞こえない声を聞く技術を

身につけて行かなければならないのです。






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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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