葬儀の会葬礼状に句読点がないのはなぜ?

フューネの公式ホームページに「よくあるご質問」

コーナーがあります。

今回はこの中の一つをご紹介します。

お葬式の会葬礼状に句読点がないのはなぜ?

答えは以下の通りです。


古来の日本語文には句読点というものがありませんでした。
句読点はもともと「読みやすくする」ための補助的なものであって、後々になって付けられたものです。
毛筆文では句読点の代わりに、文の流れを捉えやすくするために、行を替えたりスペースを空けることによって、読み手が読みやすくなるための工夫がなされています。
この日本の文化が今でも受け継がれていると言えるでしょう。
「句読点を使わない」という古来の慣例に則り、伝統を重要視する厳粛な式典や、お葬式で使う文章には句読点が付いていない、ということです。

とはいえ最近では、この会葬礼状が「読みづらい」というご意見を頂戴することが増えてきました。「読みやすさ」の方を優先させていくと、句読点を用いない慣例は、今後無くなっていくのかもしれません。会葬礼状の本来の意味合いを考えると「読んでもらえなければ何の意味もない」わけで、最近では読んでもらうための工夫を凝らしたものが増えています。



毛筆文では句読点の代わりに、文の流れを捉えやすくするために、

行を替えたりスペースを空けることによって、読み手が読みやすく

なるための工夫がなされているのですね。

その名残が伝統的な葬儀の会葬礼状に残っています。



しかし、フューネでは現在、句読点の含まれた会葬礼状が主流です。

これは、「読みづらい」というお客様の声に応えたというよりは

いつも決まりきったあいさつ文を使用せずに亡くなった人のその人

らしさを文面に反映した結果、必要に迫られての措置なのです。



フューネが製作してしている会葬礼状はこれまでの誰もが同じ文面の

お礼状ではなく、毎回毎回、文面をオリジナルで製作して

いるのです。

おかげさまでお客様からは大変好評を頂いています。

くわしくは2011年5月1日付ブログ記事
「会葬礼状がオリジナル」をご覧ください。
http://fune.boo-log.com/e133765.html



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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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