- お葬式の知識
霊柩車の中はカウンセリングルーム?
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今年のお正月はカレンダーの都合により、地元豊田市の火葬場は
元日の通夜が出来る年になりました。
通常は1日・2日が火葬場が休みの為に豊田市では元日に通夜をする
という文化が定着していません。
よってお客様も敬遠されますが、お寺さまも元日に通夜をすることに
抵抗を感じる方も多いのです。
実際に昨年30日にお亡くなりになられたお客様は元日にお通夜をすることに
強く抵抗され、大晦日のお通夜・1月2日のお葬式と
いうかなり変則的なお葬式となりました。
実際に元日の通夜というのは会葬にお越しになられる人も少なく、
会社関係者やご近所さんにお手伝いをお願いすることも
厳しいのが現実です。
その点を配慮して過去に元日の通夜をすることになったお客様は
昼間の2時からのお通夜を選択された方もいらっしゃいます。
お客様のお声を聞いていると
「なんで元日に葬式なんだ」
という愚痴が聞こえてきます。
しかし、「亡くなる人に罪はない」
とすぐに訂正が入るのです。
そうなんです。頭ではわかっているのですが、心がついて来ないのは
年末年始のお葬式をすることになられたご遺族様の本音なのでしょう。
実際にお葬式が始まってしまえば、いつもと変わらぬ通常のお葬式。
家族にとって最愛の方が亡くなられたという事実はいつも同じなのです。
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株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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