最期のメッセージ

フューネのお客様の話を総合をすると、人は亡くなる日の3日から

7日前頃に、遺される者たちに、遺言を伝えるというのです。

その方法は様々で口を使う、手を使う、目や体を使って…

その人の状況によって伝える方法は異なっています。

生きてきたことへの感謝の念・物との別れ・故郷との別れ・

そして、何よりも大切な家族・恋人・友人・知人との別れ・

あらゆるものすべてとの別れに、おそらく逝く者にしか解らない

心持ちの中で行うメッセージであり、最期に残す別れの言葉であるのです。

これは死を受け入れることのできた者が、力をふりしぼって伝えようとする

終焉の行為であるのです。




これを受け取る家族にとっても、てもとても重要なメッセージです。

お亡くなりの後に受け取った家族にとっては一生忘れられない大切な

指標になることが多いのですから。

では、こちらが伝えるにはどうしたら良いのでしょうか。

それは最後まで耳元で伝えたいことを話続けることに

尽きるのです。

仮にしゃべることができなくても、昏睡状態でも耳は最後まで聞こえて

いるケースが多いのですから。

残される私たちも最後のメッセージを臨終の前に伝えなければ

後悔という念に駆られてしまいますから。




 


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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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