桜と年度替わり

今年の3月は1月・2月の極寒と違って平年よりも暖かく、そのおかげで

桜の開花が3月になり、ちょうど年度が替わるタイミングで満開を迎えました。

ちょうど一年前の今日、2012年4月6日付ブログ記事「さくら」にて

書きました通り、さくらの花には「神が宿る」という宗教感が

基になっており、開花から散りゆくまでの刹那さが人の一生と

重ね合わせることにより、日本人にとって桜は特別な存在の

花なのです。



ところで、桜の花が咲くからなのか、年度の替わるその時なのか、

はたまたその両方なのか解らないのですが、この時期に自らの手で

命を絶たれる方が多いのは偶然でしょうか。

フューネのお客様の中でも年度替わりのこのタイミングで自死(自殺)

された方のお葬式が連続するような年があるのです。

自死をされる人の心境は私は解りませんが、何かの節目・節目にきっと

「死にたい」と思う衝動が起こって、その衝動を実行してしまった時が

死なのでしょう。




桜が満開で一年で一番華やいでいる時、本来ならば家族でお花見という

この時期に葬儀の現場で残された家族の悲痛な悲しみの姿を見る度に

心がとても痛くなってしまいます。











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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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