葬儀屋さんの人脈

葬儀屋さんの役得の一つとして、通常では会って貰えない芸能人や

政治家・大企業の経営者など、いわゆる雲の上の存在の方に会える

ということがあります。飲食店などの店員さんでもお会いすることは

お会いできるのだろうけれど恐らく、相手が覚えてはいないでしょう。

ところが葬儀の時に喪主をされたり、それに近い場合であれば、

短くても最低3日間、社葬・団体葬であれば1カ月近くもお客様と親密に

やりとりがあり、葬儀のプロをしてお葬式が円滑に進めるように指南をする

のが葬祭ディレクターのお仕事です。

つまり、お客様であるいわゆる雲の上の存在の方であっても

他のお客様同様、親密な数日間を過ごす訳で葬祭ディレクターを一人の

人間として尊重をして頂けます。

そのようなやり取りの長年の積み重ねの結果、葬儀社の社員の人脈

というのは通常の仕事ではちょっと考えられない位、幅広いのです。

時として社長である私より葬儀の現場で活躍するフューネの

葬祭ディレクターのほうが、地元の有名人と面識があるなんてことが

度々起きるのです。




残念ながらお客様の中には一部ですが、態度の悪いの方が

いらっしゃいます。お金を払えば何を言っても良いと思っておられるのでは

ないかと思う方や高圧的な態度で私たち葬儀社に接してくるお客様がいます。

もちろんお客様ですので、どのような方でも平等に接していますが、

内心は気分の良いものではありません。

そのような時に、たまたまそのお客様のお葬式にその人の関係する

会社の社長や上司が

「やあ、○○さん。
この間は大変お世話になりました」


とご丁重な挨拶を私たちにされることがあります。

その後は態度の悪いのお客様はすっかり手のひらを返したかのような

態度に改まるということが葬儀の現場ではしばしあるのです。



担当しているお客様とトラブルになった時に以前にお葬式で担当した

お客様が助けてくれたということも頻繁にあります。

お葬式という非日常で繋がったお客様との不思議なご縁は

私たちの宝であり、葬儀の仕事をしていて一番の喜びかもしれません。








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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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