葬儀屋さんの前身

このブログでも何度もご紹介していますが、フューネが葬儀社と

して営業活動する前は「三浦生花店」という花屋さんでした。

今から40年前の当時、現・会長である三浦一夫が家業である

花屋として花を売る為にどうすればよいかということを考えて

三浦生花店の中に葬祭部を設立したのがフューネの誕生でした。

40年経った今日でも「花を売る為」が企業としての目的であり、

「葬儀をする」のは目的達成の為の手段だと言えます。

フューネのように花屋さんが葬祭業を始めた企業は日本全国に

数多くあります。しかしながら、花屋からの新規参入がすべて

葬祭業という訳ではなく、葬祭業の前身や親会社が様々な異業種で

あり、多岐にわたっています。



例えば、寿司屋さんや仕出し屋さんが料理を売る為に参入したケース、

ギフト屋さんがギフトを売る為に参入したケース、

結婚式場が互助会組織として参入したケース、

建設業者や土建業が建物を安く建築できる特性を活かして参入した

ケース、他にも印刷業・人材派遣業・テントレンタル業などの葬儀に

関連する業界から葬儀業に参入した事例は数多く存在します。



近年では上場企業が新規参入として葬儀業界に入ってきています。

有名なところではイオンさんを代表する流通大手、

京浜急行・阪急電鉄・南海電鉄などを代表とする鉄道会社。

他にも出版社・広告代理店や携帯販売会社などの上場企業が

葬儀社の親会社だというところが多数あります。



本当に様々な入り口から集まった各葬儀社ですが、唯一共通

するのは得意な分野を伸ばしたいという想いです。

つまり、各葬儀社にとって得意分野が違います。

葬儀社を利用するお客様が葬儀社を選ぶ時に葬儀社の前身を

知った上で葬儀社を選ぶことが出来れば、より自分にあった

葬儀社を選ぶ一つの指標となるはずです。


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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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