頓挫

辞書によると頓挫とは勢いが急に弱まること。

また、計画や事業などが途中で遂行できなくなること。

とあります。

言葉の響きも言葉のイメージも決して良くないのはやはり

「マイナス言葉」なのでしょうか。

経営をしていると事業が頓挫するなとど考えることは最悪の想定であり、

言い換えれば頓挫しないように運転することが経営だといえます。




ところで、お葬式の主役であるお亡くなりになった人は多くの場合その人の

人生が頓挫してしまった状態です。

臨終の直前「こんなはずではなかった」

という後悔を口にされる方が多いということはご自身が思い描いていた

人生計画が半ば強制的に終了してしまうからでしょう。

もちろん、安らかに「良い人生だった」と口にされる素晴らしい生き方を

された方もいらっしゃいますが、死というのはこの世の人生の頓挫だと

思います。





頓挫した意思を継ぐのは残された人たちです。事業が一旦停止してもまた

引き継いで遂行することが供養であり、頓挫しないように物事を進めることが

「生きている」ってことなのでしょう。















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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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