豊かな葬儀

戦後の混乱期から高度成長期を経て先進国の仲間入りをした時代、

人々は豊かな時代を常に求めてきました。

戦中、戦後の混乱期には食糧が不足していただけでなく、物資はあらゆる

物が不足していました。人が亡くなることに対しても「弔う」という表現は

物資の不足で思うようにできませんでした。端的に言えばお葬式をする

ことが出来ず、火葬さえも出来ずに道端に放置されていた屍の数々は

人々の心を痛ませていたでしょう。

いつか豊かな時代になったら「豊かな葬儀」をしたいという願望は

知らず知らずの間に大きなニーズとして形成されていったのです。

高度成長期において「物質的に豊かな葬儀」は日本の

経済成長とともに一気に花開いていきました。

それに連動するように昭和28年頃から祭壇・葬具のメーカーが次々と

誕生しました。これにより、葬儀社が自社で祭壇を制作をする必要が

無くなり、高度成長と共に祭壇が豪華になっていき「葬儀=祭壇」

いわれる程になったのです。




現代のお葬式は「物質的に豊かな葬儀」の否定

主流です。もちろん、今でも「祭壇は立派に」というお考えのお客様に

支えられて葬儀社の経営は成り立っているのですが。

ではいわゆる小規模な葬儀というのは「質素」かということ

そうでもありません。

必要以上に華美にする必要はないが、お客様のニーズの根底には

「物質的には豊かな葬儀」を望まれています。

その上で今日のお客様は「物質的」より「心の豊かさ」を求めます。

現代の豊かな葬儀とは「心の豊かな葬儀」なのです。




いつの時代の人間も「豊かさ」と求めます。

これからの葬儀は「物質的な豊かさ」と「心の豊かさ」の両方を兼ね備えた

商品でなければ、お客様から支持をされないでしょう。

フューネの「感動葬儀。」という商品は、このような時代の

先駆け的な商品なのです。





















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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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