食べたかったもの

フューネでは祭壇に故人の好きだった好物をお供えする「献供」

を実施しています。

また、カメヤマローソクさんから発売されている

故人の好物シリーズと呼ばれるキャンドルは本物そっくりの

出来であり、祭壇やご自宅の仏壇にお供えをするのに人気な一品です。

 

 




通夜の夜に故人の好物を食べながら、故人を偲ぶ「喰い別れ」

いう儀式もフューネでは行っています。生前、お亡くなりの方が

好きだった食べ物には近親・有縁の皆様にとっては懐かしい、楽しい

思い出の一コマであり、葬儀を含め冠婚葬祭には「食」の占める

重要性は計りしれないものがあります。



最近、祭壇にお供えするものは単に「好物」から「食べたかったもの」

をお供えすることの提案をすることの重要性を感じています。

長い闘病生活に果てに死を迎えた方にとって、健康の時に普段

食べていた何気ないものが「食べられない」という状態になります。

長年の習慣化しているご飯とみそ汁だけの朝ごはん。

コーヒーとパンと言った、おそらく日常生活ではあたりまえの

食生活こそ、大切なものです。

「あたりまえ」のことを「あたりまえ」に行えていることは間違いなく

幸せなことなのです。




元来、お葬式とは非日常の典型ですが、非日常のお葬式に日常の

情景を思い出すものお供えや展示はいいものです。

お葬式を普段何気ない日常を演出することでその人らしさが

表現できます。お亡くなりの方にとって「食べたかったもの」は

最後のご馳走ですね。



























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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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