グリーフケアの普及

2008年2月6日付ブログ記事「グリーフケア」で取り上げて

から6年が経ちますが、今、葬儀の現場では「グリーフケア」という

言葉がよく聞かれます。21世紀に入り、葬儀社の基礎能力として

重要視されるようになった「グリーフケア」

お客様の悲しみを単に和らげることだけでなく、何年かかろうとも

悲しみから立ち直って貰うまで面倒を見ることが重要です。

フューネのお葬式では基本的に3回忌のご相談まで各葬儀プラン

に含まれています。中にはそんなサービスは必要ないと言われる

お客様もいらっしゃいますが、通常の悲しみの場合、3回忌までは

立ち直りに時間がかかるものです。

普段の日常の生活の中では平静を装っても、一人になると悲しみ

が襲ってくるものです。そのような時、昔ならば、親戚、近所の方が

力を貸してくれ悲しみを癒してくれましたが、今は近くの身内に頼る

方がいらっしゃらないというケースが多いのです。

結果的にその役割を葬儀社が担うことは必定であり、今では多くの

優良な葬儀社は必ずと言ってよいほど、グリーフケアというサービス

をお客様に提供しています。





お葬式に使う、備品についても以前よりもグリーフケアを意識したもの

が多くなっていますし、葬儀会館も悲しみの中でいかに落ち着ける

空間が作れるかということを念頭において設計をしています。

単にお葬式の備品のレンタル屋であった「葬具屋」から葬祭業は

悲しみを癒すことのできる総合サービス業として

変化しています。

これから先は単に祭壇を綺麗に設営する技術で司会の技術ではなく

グリーフケアの技術の良し悪しこそお客様が葬儀社を選ぶ基準と

なるでしょう。






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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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