喪服を着替えて

高速道路上のSAやPAで休憩をしていると黒い喪服を着ている方に

よく遭遇します。年忌法要も含めて遠方までお出かけになる途中と

推測されますが、ビジネスやレジャー客が圧倒的に多い店内では

黒い服というものはどうしても目立ってしまいます。




フューネの葬儀会館においてもお客様から

「着替え室はどこですか?」

というご要望を頂きます。

葬儀会館まで普段着で来て、ここで着替えるというお客様の数は

年々増えているように思います。

場合によっては喪主を務められる方さえ、そのような方が多いのです。

特に遠方からお越しなる親戚の方は着替えを持ってきているケースが

ほとんどです。日常の生活の中で、フォーマルな服はどうしても浮いて

見えてしまいます。

ですから、日常に戻るならば、着替えることを私はお勧めします。

同時にフォーマルな服に着替えることによって「緊張感」が生まれて

くるのですから。




葬儀が終了してお客様がお帰りになられる時、着替えられる方も

いっらっしゃいます。特に若い方ですとほんの数分前まで、

きちっとした服をお召しになられていたのにTシャツ・短パン・

ミニスカートと露出の多い服に早変わり。

本人はそれでよいのかもしれませんが、まだ葬儀会館には

多くのお客様が残留している時は本当に「場違いな」恰好に

なってしまうのです。



人は着るもので相手に対して敬意を表現することができます。

同時に着るもの一つで相手に不快な思いもさせてしまうことが

あります。人の死に対し、弔意を表す葬儀の喪服は正しく上手に

着こなしたいものです。
















最新記事

最新記事

初めての方へ FUNE公式サイト

三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


2024

11

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

PAGE TOP