あなたへ

日本を代表する俳優の高倉健さんがお亡くなりになられました。

男から見ても素直に「かっこいい」と惚れ込んでしまうあのオーラは

晩年になっても消えるどころかますます魅力が増していきました。

私は「鉄道員」の健さんが一番印象的で雪の中で愚直にに生きて

きた鉄道員を描くこの作品は男らしさを感じる作品でした。





結果的に遺作になってしまった「あなたへ」は私にとっては

興味深い映画でした。なぜならばこの映画は「散骨」がテーマ

だったからです。高倉健さん演じる北陸の刑務所で指導技官として

勤務する倉島英二のところに、亡くなった妻・洋子が生前にしたためた

1通の手紙が届くところからストーリーが始まります。その手紙には

故郷の海に散骨してほしいと書かれており、英二は

洋子が生前には語らなかった真意を知るため、車で彼女の故郷である

九州へと向かうというもの。

妻を亡くした夫が妻が語らなかった真実を求めて旅をするというもの

でした。

散骨業者であるフューネではこのようなお客様のストーリーは大なり

小なり垣間見ることがあり、散骨をすることを肯定的に描いている

作品であるのでお客様にこの映画をお勧めしていました。

別れにはその人に関わった人にとって様々な想いが交錯します。

映画に描かれているように、多くの日本国民にとって高倉健という

役者への想いが溢れています。



高倉健さんどうぞ安らかにお眠りください。

結果的に「あなたへ」が遺作になったことは必要必然の理がそこに

あったとしか思えないのです。















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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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