遺品を捨てる

遺品整理業という職業が出来て15年くらい経ちますが、今では

日本中に1000社くらいはあるのではないでしょうか。

供養産業と呼ばれる業種の中で、誰もが利用するサービスでは

ない為、ニッチなビジネスと言われる中でこれだけの多くの企業が

遺品整理業に参入していることは供給過剰な状態ではないかと

思います。もっとも遺品整理のみを専業にして行っている業者は

少なく、産業廃棄物の免許を持った業者がサイドビジネス的に

営んでいるケースが多いみたいですが。



遺品整理業者を利用するかしないかは別として遺品を整理する作業は

遺された遺族にとってすべての人が関係してくる作業です。

あの世にはモノもお金も持っていくことができないとよくいわれます

が、人がこの世に遺していく物はとても多いのです。

故人が生前使用した愛用の品々だけでなく、家具や車、そして、

日記やアルバムなどなど。

これらのものを整理することは本当に労力のいる作業です。

遺品を整理しないでそのままにしておく方もいらっしゃいますが、

実は悲しみから抜け出すことが出来ないのです。

悲しみから立ち直るには思い切って「捨ててしまうこと」

肝要です。捨てなければ未練がましく過去に縛られてしまうのです。

もちろん、すべてをすててしまう必要はありません。

形見の品として保管しておくものは必ずあります。

整理とはいる一定の法則に従って分別することですから、遺品整理を

成就させるにも「ある一定の法則」が必要です。

最も、ある一定の法則を見つけ出すことが遺品整理をすることの意義

なのです。



遺品整理においてある一定の法則とは遺族にとって故人との思い出の

度合の大小が影響してきます。一定の思い入れのラインを決めないと

「捨てる」ということができません。その法則で残ったものそこが

本物の「遺品」なのです。




フューネでは日本で一番最初に遺品整理業を手掛けた

「キーパーズ」さんと業務提携をしています。

ご自身で遺品整理を行う自信の無い方には是非オススメです。

やはりプロの仕事は違いますよ。
































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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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