恋の歌

歌には不思議な力があります。

声を発生させるという意味において、話す時と同じであるにも

関わらず、歌を歌っている時の高揚感やリラックス感、そして

聞き手の感情の中にすっと入っている数多くの歌は人生を

有意義なもので過ごす為には欠かせないものでしょう。

「歌」の語源として言霊(言葉そのものがもつ霊力)によって

相手の魂に対し激しく強い揺さぶりを与えるという意味の「打つ」から

きたものとする説もあり、相手の魂を打つ言葉に響きに私たちは

大きく歌に反応をしているのです・



歌には様々な種類があり、日本にや民謡叙情歌があり、

ふるさとの情景や昔の懐かしい思い出を一瞬で思い出させて

くれる歌がります。また、国家の歌としての国歌や、

都道府県歌市町村歌などもあれば、学校の歌として

校歌寮歌、会社・企業の歌として社歌、軍隊の歌として軍歌

などもあります。

その他宗教音楽における宗教歌(賛美歌など)があり、

一般的に歌謡曲やポップスと言われている分野においても

様々なジャンルの歌が存在します。

さらに、日本には和歌という短歌もあり、本当に様々な種類の歌が

あるものです。



お葬式にて人をお送りする時も歌は欠かせません。

と言うよりは歌の力を利用して私たちはお客様に満足して頂ける

儀式を提供していると言っても過言ではありません。

通常、お葬式の場面で流す歌はお亡くなりになられた方の

テーマソングと言って良いでしょう。

日本の風景を想い出す叙情歌はお葬式の場面づくりには欠かせない

のですが、やはり自身のテーマソングにとっては恋の歌のほうが

人間味があると思います。長い人生において多くの人がいくつもの

恋をしてきて、恋をすることでせつなさや辛ささえも表現されている

恋の歌は人生そのものだと思います。世の中に溢れている歌の中は

ほとんどが恋の歌であり、一見恋の歌で無いように見える歌も

作曲者が誰かの為に捧げる為に書いた恋の歌なのです。

さらに百人一首の和歌でも実は半数以上が恋の歌なのです。

恋する心は今も昔も何ら変わらないものです。




お亡くなりになっていく人が家族の為に指定していく曲は、

恋の歌よりも愛の歌を選ばれる人がほとんどです。

恋が愛に変わる時、それがその人にとってかけがえのない

この世での最も大切な人や物なのでしょう。

歌は悲しみさえも良き思い出に替えてしまう魔法なのです。




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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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