成長

生物や物事が発達し大きくなることを「成長」といいます。

生物が生きているということは「成長」するということであり、

「死」を持って成長は終わります。



人が亡くなってすぐのご遺体はヒゲとか爪が伸びたりしますが、

成長はしていません。筋肉が弛緩して伸びたように錯覚するものです。

葬儀社である私たちがご遺体の身長を「実際の身長+5センチ」で

計算しておかないとお棺に入らないことがあります。

これも足の筋肉が弛緩して足首以下が伸びてしまいます。

結果的に身長が伸びたことと同じになるのです。

亡くなったら身長が伸びるということを聞いた方もいらっしゃると

思うのですが、決して成長をしているのではありません。



人は基本的に「成長」をしていく過程を楽しみにしています。

子供の成長は日進月歩の勢いですから、楽しさの極致であると

思います。

会社が成長していくのも楽しいですし、家庭菜園などで、野菜を

作っている方も食物が成長をしていくからこそ育てがいがあるのです。




成長をすることが生きているということ。そして成長をすることを喜び

であるといえることは成長の止まった「死」を知ってしまうととても

大切なことであるとに気づかされます。






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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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