タバコの分煙が世間の常識になって久しいですが、タバコを吸わない人

にとってタバコの煙による匂いがつかない環境というものは逆に敏感

になってきたように思います。

葬儀会館においてのホールやロビーが禁煙でなかった頃は、会葬者に

とって葬儀の読経が終わり、ロビーにて出棺までの待ち時間の間に

一斉にタバコを吸いだし、煙で真っ白なんてことが当たり前でした。

現代は葬儀会館も公共の場所であるということで、全館禁煙になって

います。

2020年までに飲食できるレストラン等が法律によりすべて禁煙になる

そうですが、ますますタバコの煙というものは「悪」であるという

風潮になっていくでしょう。




葬儀会館において、煙はつきものです。

線香や焼香の時使用する抹香からは煙は大量で出てしまいます。

特に多くの方が焼香をされるお葬式においては空気が真っ白に

なってしまうくらいのことです。

これを少しでも防ぐ為に、フューネの葬儀会館では香りのよいお香を

使用するよりも煙の少ないお香を使用しています。

さらに、祭壇前と焼香所前の天井には換気扇を設置しています。




お葬式においてお香の香りは死臭を緩和する役割があり、煙は

獣から襲われることを守る役割があります。

しかし現代においてその役割はほとんど機能として果たしていない

中、煙はただ単純に煙たいものになってしまっているのです。



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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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