- お葬式の知識
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公文書に押印が必要が無くなった書類がこの一年間に
数多くなりました。公的な機関の書類ももちろんですが、
民間の会社の書類もハンコを必要としないものが増え、
ハンコを押す手間は大きく減っています。
しかしながら、銀行から借り入れする時などの重要な契約においては
まだまだハンコを押印することは通常のことであり、ハンコの重要性は
かわりません。
お葬式を施行する為には役所に「死亡届」を提出しなければならず、
今のところハンコは必要です。
必要ではありますが実印ではなく認印で良いので誰でも判子さえ
作成すれば提出が可能です。ハンコが手元になくて大騒ぎをすることも
多々ありますが、近年ではハンコを作る機械も安価でありますので、
手元に無いときは作ることもあるのです。
ただ、この作業は確かに本人確認という観点から考えると全く
無駄であり、省略になっていくことは良いことだと思いますし、
まだまだハンコの押印を廃止して頂きたい書類は多々あります。
ハンコが無ければサインのみということになりますが、サインのみは
それはそれで不便なことがあります。
まずは代筆が不可能ということで高齢者や身体に不具合のある方
のなかで、自筆が難しいときはハンコの有難さを感じます。
しかしながら、サインは本人の意思をはっきりと示すことが
できるという点とハンコを持ち歩く必要が無いという点において
やはり便利だと思います。
時代とともに簡略化できることは賛成ですが、ハンコの文化が
全く無くなるのは淋しい気が致します。
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株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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