集会所のお葬式

多くの団地には住民の利便向上の為に住民が集まることの出来る

「集会所」が設けられています。

各種の会議だけでなく、子供会の行事や趣味のサークル活動などで

使用できる集会所の存在は住民によってはありがたいものです。

多くの集会所の規約の中では冠婚葬祭での使用が許されています。

結婚式やお葬式で使うことを想定した使用規約はほとんどの集会所で

存在するのですが、令和の時代では利用を希望される方はほぼ存在

しなくなりました。

結婚式で使用する人が少なくなったのも、お葬式で使用する人が少なく

なったのも、理由は民間の専用式場が普及してきたのが

一番の理由です。

専用式場というものはやはり、「専用」に作られているだけあって

圧倒的に利便性が良いのです。

もちろん、民間の専用式場は公営の式場と比べて何百倍も利用料が

高くても使用するだけの魅力があるのです。



集会所利用のお葬式が敬遠されていった理由のひとつに夜間の

セキュリティーの問題があります。場所によってはカーテンすら

無い集会所もあり、外から丸見えのところもあります。

そして、多くの集会所ではシャワーやお風呂が無いのです。

民間の専用式場ではもはや当たり前の設備ですが、これが無いのは

やはり不便なのです。

そして、集会所のお葬式が敬遠されていった一番の理由は

「綺麗で無いこと」。

クリンネスは現代社会において当たり前のサービスであり、

これに難がある施設はたとえ格安でも敬遠されるのです。



とはいえ、集会所でお葬式を行うことにメリットもたくさんあります。

特に家族葬が当たり前の現代では集会所でのお葬式はメリットが

多いといえます。

一番のメリットは「自宅から近くで行なえること」

そして、今までなら手狭だった場所が家族葬ならちょうど良い大きさ

になってきたことなのです。

おそらく、クリンネスが保たれている集会所ならば、葬儀会場としては

これからの時代は魅力な会場になるはずです。














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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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