- お葬式の知識
霊柩車の中はカウンセリングルーム?
霊柩車の助手席はお客様がお一人ご乗車することが可能です。言い換えれば席が一つしか無い訳ですから、...
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最近のお葬式では、ご遺族の皆様がお棺を手で運ぶことが
減ってきています。葬儀会館にしても火葬場においても、
お棺用のストレッチャーが大方配備されており、葬儀社の社員が
ストレッチャーに乗せ換えることを請け負ってしまえば、
病院の霊安室から葬儀会館・火葬場まで一度もご遺体を運ぶと
いうことをご遺族の皆様が体験をすることなく葬儀が
完遂してしまうのです。
昔からフューネの「感動葬儀。」ではお客様自身がお棺を
手運びで運ぶことを推奨しています。
元来、火葬場まで古式に則り、葬列を組むことが日本の
葬送文化であり、お棺を持つことは近親・有縁の皆様にとって
重要な役割であるのです。
成人男性のご遺体の入ったお棺は150kg位の重量に
なることもあります。とっても重たいのですが、重いお棺を
大勢の皆様で運ぶことは遺されたご遺族の皆様にとっても、
「お棺が重たかった」と記憶にちゃんと残るのです。
供養の本質はお亡くなりの方のことのいつまでも忘れないで
あげることです。人の記憶にインプットすることは
脳みそに汗をかかなければなりません。
最近では葬儀の参列する人数も5名以下のお葬式も増えています。
物理的にお棺を運ぶことの出来る人数が葬儀の場所にいないケースが
多々あります。そのような時は本当にストレッチャーが重宝しますが、
私としてはやはり、多少無理しても、本当に短い距離であっても
お客様自身が手運びでお棺は運んで頂きたいのです。
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株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役
1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。
代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。
一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。
終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。
●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛
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