火葬場も選べるほうがいい。

お葬式は民間の葬儀社各社の努力により、現在は様々な葬儀会館が

余程の田舎や離島を除けば、数件の葬儀会館の中から自分自身が

気に入った葬儀会館を選ぶことができる環境が全国的に

整備されました。

やはり競争原理は必要で、葬儀社各社がお客様からお依頼を頂く為に

より良いサービスを追求することはお客様にとって利益になります。

フューネでもお客様からのご依頼を頂く為に日々、葬儀のクオリティー

を磨く努力をしています。刻一刻変わるお客様のニーズに対応していく

ことはもちろんのこと、お客様が安心してご利用頂けるように葬儀会館

のメンテナンスにも費用をかけています。



葬儀会館をお客様が自由に選べることができる反面、火葬場を選ぶこと

は多くの地域では難しいのは今も昔も変わっていません。

東京都内の一部の民間が経営をしている火葬場を除けば、日本中の

火葬場は地方公共団体が運営する火葬場です。

住民サービスが充実しているところは非常に格安で利用できる反面、

その地域に一つしか無いところが多く、火葬場をお客様自身が

選ぶことが出来ない場合がほとんどです。

火葬場によって設備や職員のサービスの品質は当然違う訳で、より良い

サービスが提供できる施設が人気になるのが世の中の倣いだと思うの

ですが、お客様が選択する余地の無い場合は、サービスや職員の対応が

悪くても仕方なく利用をするしか無いのです。

いってみればエリア内独占の事業な訳で、競争原理の無い所では

どうしてもサービスの品質の向上が見込めないのが残念なことです。

少なくとも大都市圏においては2か所以上の火葬場が選べる環境に

なければ民間の葬儀会館のような品質向上は難しいのです。










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三浦 直樹

株式会社 FUNE (フューネ)代表取締役

1975年、愛知県豊田市生まれ。
2005年、株式会社FUNE (フューネ) の代表取締役に就任。
(株式会社ミウラ葬祭センターが社名変更)
2代目社長として経営回復、葬祭関連事業の 拡大を図る。
2024年、創業70周年を迎える。

代表就任以来「感動葬儀。」をテーマに掲げ、サービスの向上に努めた結果、2011年には週刊ダイヤモンド誌調査による「葬儀社350 社納得度ランキング (2月14日発売)」で全国第1位に。

一方、 葬祭業者のための専門学校「フューネ クリエイトアカデミー」を設立するなど、葬祭の在り方からサービスに至るまで、同業他社への発信を続ける。

終活のプロ、 経営コンサ ルタントとしても全国で講演多数。
著書に『感動葬儀。 心得箇条』(現代書林)、『間違いだらけの終活』(幻冬舎)、『2代目葬儀社社長が教える絶対に会社を潰さない事業承継のイロハ 代替わりは社長の終活』(現代書林)がある。

●好きな食べ物:和牛
●嫌いなもの:イクラ・泡盛


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