長期計画

会社の発展と成長の為には計画が必要です。

計画書を作っても思い通りにいくことのほうが少ないから無駄だという

ことを言う方もいらっしゃいますが、逆をいうと計画書があるから思い通りに

行っていないということも明確になっていくのものです。

ですから、計画というものは経営においては絶対に必要なことです。

企業にとっては大切なことは一年一年確実に利益をあげていくことですが、

一年というスパンでは結果が出せないことが多数あります。

その為に中期計画、長期計画というというものが必要になってきます。

長期計画というものは本来10年くらいのスパンでの計画書であったのですが、

近年の目まぐるしい時代の流れの中では5年くらい打倒な長さなのです。

中期計画は2年~3年、長期計画は5年~7年くらいのスパンが適切です。




社長に就任した時は自分自身のモチベーションも高く、やる気スイッチが

入った状態であれもこれもやってみたいという想いが強いものでした。

当然、目標とするべき数値も強気な設定ばかりでした。

残念ながら単年で目標が達成できなかったことが多かったのです。

しかしながら、長期計画の中では下方修正をしながらも、なんとか上昇傾向

であったのです。



事業を継承した新社長の目標やビジョンは明確に中長期的に策定しなければ

なりません。そして、単年度での目標達成よりも、中長期で達成した目標が

あればあるほど、周囲の評価は高いものになっていきます。




思えば社長に就任して12年。

最初に策定した長期目標はとっくにクリアしてきましたが、これからの時代の

長期計画は本当に策定しにくいものです。

長期計画策定で大切なものは無理な数値目標でないことと、一度決めたこと

やってやってやり抜くこと。

経営というものはとことん長期戦なのです。







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