インプット アウトプット
一生の職業を持つことは仕事の精度を極めることであり、その仕事に
関するあらゆることを覚えて自分のものにしなければなりません。
すなわち、インプットをする能力が非常に大切であり、いくら気持ちが
勝っていても、その人が持つ能力で習熟度が変わってきてしまいます。
経営者において日々勉強であり、事業承継で世代交代をして企業の
トップになったとしても、勉強をすることから逃げることは許されない
のです。言い換えれば現役を引退するまで、インプットの連続です。
インプットはとても重要ですが、アウトプットする力はトップにおいてさらに
重要だといえます。
「伝える」力に説得性がなければならないのです。
それも、相手のレベルに合わせて言葉を変えて伝えなければなりません。
後継者の教育において、インプットすることに注力が行き、アウトプットする
ことの教育ができていないことが多いのです。
企業のトップになれば、自分自身の方向性が会社の方向性であり、
この方向性をタイムリーにいかに全関係者に理解させるかということは
トップにしか出来ない仕事なのです。
自分自身のアウトプット能力が大きく企業の業績を左右する以上、
事業承継はどちらも大切ですが、アウトプットのことを意識したほうが
うまくいくのです。